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作中に登場する異形の存在達の総

怪物
作中に登場する異形の存在達の総称。姿や能力は共に多種多様で、「王国」と呼ばれる怪物の世界に暮らすものと、人間の世界で暮らすものとがいる。世界各地の神話・伝説や、近代のホラー映画・ホラー小説などに、その由来を見出せるものが多い。
王族
全ての怪物の頂点に君臨する種族。自らの血を死者に飲ませることで、自らを守る“血の戦士”(後述)を生み出す能力を持つ。成人前は外見も人間と殆ど変わりなく、年齢に応じて成長もする。身体能力も人間を大きく上回るものではない。成人後は一転して光り輝く巨大な不死鳥となり、完全な不老不死の存在となる。不適切な不死者を増やすことで王国に不要な騒乱を起こさないようにするため、作中時間では王族の掟に従い、王の座を巡る兄弟間の殺し合いが行なわれている(物語開始時で既に死亡者も出ている)。
血の戦士
王族が死人に自らの血を飲ませる行為(契約)で生み出す、「半不死身」の生命体の総称。通常なら致命傷となるような外傷を受けても死ぬことがなく、多少の傷ならすぐに回復する。また、契約した王族の危機に際しては無意識に身体能力が強化され、体毛と瞳の色が白色(瞳は王族と同じ赤の可能性もある)に変化するのが特徴。ただし、王族には自分で殺した者とは契約を結んではならないという掟がある。基本的に、2人以上の王族の血を飲んだ場合、最初の契約者が優先される。
不死身である一方、数日に一度は王族の血を飲まないと効力が消えて死亡してしまうという弱点を持つ。また、一度血の効果が切れてしまうと、蘇生は不可能。また、王族の血は必ずしも最初の契約者のものである必要はなく、ヒロが姫の代わりにシャーウッドから血を与えられることや、姫を襲った人狼の血の戦士は彼女の血を飲むことで補給を行っていた。
王国
怪物の暮らす世界。具体的にどのような領域であるのかは明示されていないが、王国と人間界を隔てているのは「物理的な距離」ではないという。また、人間界と同じく月が見えるらしい。
人狼
いわゆる狼男。主に狼の上半身と特に肥大化した前腕を持つ姿で現われるが、完全な人間の姿への変身も可能。強靭で素手の戦いを得意とし、高い聴力(人間の姿の耳と別に、頭頂部に狼然とした耳が生える)と嗅覚を持ち、満月の夜には最大の力を発揮する。弱点は銀の銃弾。同胞意識が強く家名を重んじて、戦いに生きる誇り高い種族であるが、中には例外も存在する。劇中の描写から、腕を胸前で×の字に組んで自分の名を名乗った後、「偉大なる戦士○○(自分の親の名)の娘(または息子)」と続けるのが同族間での礼儀である模様。
吸血鬼とは天敵同士で、過去には種族間での殺し合いの歴史がある。リザと令裡もその例に漏れず、犬猿の仲。
吸血鬼
人間と変わらぬ容姿を持ち、血液を能力の媒介とする点で王族とも類似性があるが、根本的には異種族に当たる。飛行能力や催眠術、吸血による下僕化、コウモリへの分裂や使役など様々な能力を持つ。その一方で弱点も多く、日光の下では貧血に似た症状に陥って酷く動きが鈍り、水中行動も苦手としている、ホワイト・アッシュの杭で心臓を貫かれると多くの場合は死に至る。また、家人に招かれたことのない家には入れないという特殊な制限も持つ。十字架やニンニクを嫌うが、直接的な弱点ではない。
血を吸われて吸血鬼化した者は「下層吸血鬼」とされ、能力面で純血の吸血鬼より大きく劣る。純血の吸血鬼の多くは、高い知性と優雅な物腰が特徴である模様。生き血を好み、特に王族の血は最上のものとされる。
人造人間
人を模した姿の自律機械。作中での定義は明確ではないが、王国の高度なテクノロジーによって造られたアンドロイドと考えられる。多くは外見的に人間と変わりない(ただし、王室の男子に仕える者は怪物的風貌の持ち主が多い)が、皮膚の下は機械で構成されており、非常に頑丈かつ重い。強靱な膂力と己の主に忠実な思考を持つ。王室付きの者は王族に危害を加えることができない上、主が死ぬと共に自爆するようプログラムされている。
フランドルをはじめとした王室付きの者達は「ふが」もしくは「フガ」としか喋らないが、全ての人造人間がそうであるわけではなく、シエルや博士の元にいた人造人間は普通に会話が可能。この「ふが語」は、人造人間同士の会話意外では内容を理解されないことが多い。
アニメ版では人造人間の頭に付いているネジが緩むと制御がきかなくなり、暴走するという設定がある。
また、フランドルをはじめ、王室付きの人造人間には、名前に「フラン」がつく模様である。
神族
王国に帰依せぬ者たち。あるいはその中の特定の種の者たちの事。空間・時間操作を行ったり、人狼の超感覚・嗅覚でも気配や匂いを感知されず潜む事が可能な高い能力を持つ。人間界に住み、かつては山野に在って祟り神のように人々に畏怖され祀られることで生贄を得て人間を庇護していたが、現在ではそういった慣習は失われてしまったため、闇に潜み僅かな人を捕らえることで生命維持を行っているようである。神族と名乗ってはいるが所謂神ではなく、人々に祀り上げられる土着の神として存在していた事による名称である。
王国に帰依していないとはいえ敵対する間柄ではなく、互いに極力不干渉の立場を取って居ると思われる。

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2008年11月21日 12:43に投稿されたエントリーのページです。

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